名間郷は、南投県の西、濁水渓の北に位置し、地形が豊かで物産も多くて茶葉、生姜、パイナップルが産出する県内の重要な農業産地です。国道3号の民間ICから下り、台3線道沿いに茶園やパイナップル畑が広がり、週末の一日旅に適する町です。
名間郷の最も代表的な観光スポットである「松柏嶺」は、旧名「松柏坑」、松と杉が茂っている海抜500メートルほどの丘陵地です。気候が涼しく、特殊な地形と赤土壌を擁して茶の木の生長に最も適する環境で、金萱、翠玉、烏龍と四季春などの品種が主になり、茶葉の品質が良く、その中、1972年に元総統の蒋経国により「松柏長青茶」と命名されたお茶が一番有名です。
松柏嶺では、観光客によく利用されている松柏嶺風景区サービスセンターのほか、線香が絶えない「受天宮」は、清朝の順治14年に建てられて300年以上の歴史をもつ、玄天上帝を祀られている指折りの道教の聖地です。1999年に大地震に見舞われて、今の建築は2008年に修復されたもの、毎年旧暦3月と8月には盛大な祭典が行われ、全国各地から信者が集まってきます。
廟の前の広場はかなり広大で、ここからは台湾海峡や嘉南平原が織りなす美しい風景が眺められ、南投八景の一つにも数えられています。また、階段歩道沿いに散策して、良い眺めと緑色を満喫できます。
【TraNews記者 林省吾/南投県 翻訳/呉佩樺】
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